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蒸留塔を解くヒント(2) - スペックの与え方


UniSim Designでは、主に以下の蒸留塔スペックを指定できます。

指定すべきスペックの数は、Degree of Freedom(自由度)がゼロになるようにします。


但し、応答性が低いスペックの場合(例えば組成の変化に対して粘度の変化が小さいなど)は、その指定スペックでは収束しにくい場合もあります。

このような場合は、一度他の解きやすいスペック(還流費や抜出量など)で解いて、ある程度自分の望む状態まで蒸留塔を収束計算させ、
最終的にユーザーが望むスペックに切替えるとうまく収束することができます。

一度収束すると、収束した時の蒸留塔各部温度・圧力・組成・流量を初期値とし次回の計算をしますので
蒸留塔がなかなか解けない場合は、他の簡単なスペックで収束させてみてください。




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