以下の手順で反応式を定義します。
例としてメタンを燃焼すると二酸化炭素と水が生成するという化学反応式を作成する。
手順 1) Component Listに、反応式の記述に必要な成分を登録する。
手順 2) Simulation Basis ManagerのReactionsタブ上のAdd Rxnボタンを押す。
いろいろなタイプ (アレニウス式など) の反応式を記述できるが、この例では反応率型 (Conversion) とします。
手順 3) 反応式定義画面で反応する成分を指定し、Stoich Coeffに化学量論係数を入力します。
反応によってメタンは1つ無くなるので、 “-1”
酸素は2つ無くなるので、 “-2”
CO2は1つ生成されるので、 “1”
水は2つ生成されるので、 “2”
同画面のBasisタブで反応率を入力する。ここでは90%とする。
手順 4) Simulation Basis ManagerのReactionsタブ上のAdd to FPボタンを押す。
このボタンでFluid Packageと関連付けることによりシミュレーションで使用できるようになります。