設備の健全性監視・異常検知

機器・プロセスをオンラインで自動監視 & 異常を検知・通知

Asset Sentinel

安全操業と収益確保のためには、装置が正常に稼働していることが必須です。機器が健全であれば、ムダなエネルギー消費が抑制され、CO2排出削減・温暖化の抑制にも寄与します。適正な運転条件のもとでは収益性・安全性・安定性が高まります。
また操業中に生じた異変を小さな段階で検知して速やかに対処することで、計画外停止を回避して収益機会の損失を防ぐだけでなく、労働生産性も向上するなど多くのメリットがあります。

そこで機器やプロセスの健全性のリアルタイム監視と異常の検知が重要になります。

装置の健全性の監視と異変の検知には、必要なデータの収集からデータの加工、状態の解析や問題の同定まで、多くの段階と作業があります。この一連の作業はこれまでは主にオペレータやエンジニアが行っており、大きな負担と検知の遅延を生じていました。これをソフトウエアに代替することで効率的かつリアルタイムでの監視が可能になります。さらに新しい検知技術の実用化により、小さな異変を より早く、より正確に知ることも可能になっています。
設備の常時監視により、予知保全や自律運転、プロセス・デジタル・ツインの構築も可能になります。

アセット監視ソリューション:Asset Sentinel

ハネウェルのアセット監視ソリューション:Asset Sentinel は、オンライン・リアルタイムで機器・装置・プロセスの状態を評価して、設備の健全性をみえるようにします。異変を検知した時は、その部位や重大性を通知して、速やかな対処による原状復帰を促します。

監視手法は、機器の設計条件との比較による古典的な手段から、プロセスシミュレータを用いた厳密計算や、統計解析、機械学習などデータドリブンモデルによる正常パターンからの逸脱検知、ユーザ独自の手法など、さまざまな方式をサポートしており、これら複数の手法を単一のプラットフォームで実装できます。
監視目的にあわせた適切な手法を用いることで、より正確に現在の稼働状況を可視化し、より早く異変を検出することができます。

ハネウェルのアセット監視ソリューション:Asset Sentinel は、ガス・石油・鉱業など国内を含む世界のリーディング企業で採用されています。

デジタルツイン

プロセス・デジタルツイン:仮想的な正常稼働状態の再現と現実操業の評価
設計情報にもとづく機器の稼働や、物質収支・熱収支にもとづくプロセスシミュレーション、機械学習などによる正常状態のモデル化などの手法により、正常稼働状態を仮想的に再現します。この仮想状態を実際の操業データとの比較から、装置や機器の性能評価や異常検知を行うことができます。

エミッション管理

エネルギーと温室化効果ガス排出の監視環境を構築できます。排ガス監視システムからの情報、分析計の測定結果、センサーやガス検知器からのデータ、エネルギー購入情報などと、Asset Sentinel の健全性監視・異常検知モデルやプロセスシミュレータ (UniSim Design) からの推算結果を統合して、プラントや企業全体のエネルギー消費や排ガス量を可視化します。この結果にもとづいた改善ソースの同定や異変発生の検知・通知・解消プロセスにより、環境に配慮した持続的な操業を実現します。

主な機能

  • 健全性の評価と異常の検知手法
    Asset Sentinelでは、一般的な方法から先進的で高度な手法まで、さまざまな評価・検知手法をサポートします。

    • 理論モデル:化学工学的にもとづく閾値監視 — ポンプキャビテーションや圧縮機サージなど
    • 経験則:運転経験にもとづく気づきを実装
    • 推算モデル:プロセスシミュレータを使って計器のない条件値を推算
    • データドリブンモデル:正常値や正常パターンからの逸脱検知

    一般に単一の手法ですべての対象を監視する方式は優れているとはいえません。また、すべての監視対象に高度な手法を適用する必要もありません。複数の手法を適宜使い分けて必要な精度でより直感的な監視システムを構築するのがAsset Sentinelの設計理念となっています。

  • ユーザ独自のカスタム計算実装
    Asset Sentinelは、C#とPythonを標準サポートしています。汎用プログラミング言語で作られたユーザ独自の計算をAsset Sentinelに移植することでオンライン・リアルタイム計算で利用できます。
  • 異変の検知と通知
    Asset Sentinelでは、設定した条件を逸脱した状態を異変(イベント)として扱います。各種の異変は監視対象ごとにフォルトツリーとして構築し、重要度や対処方法などの情報を設定できます。異変通知の手段は、DCSやヒストリアンへの書き込みのほか、電子メールによる通知、保全管理システムへの指示も可能になっています。

お問い合わせ

PAGETOP