アラーム管理と異常状態管理を推進する サービス & コンサルテーション

ハネウェルは1990年代からアラーム管理の重要性を認識しASMコンソーシアムの活動などを通してアラーム管理の調査・研究を実施してきました。 これらの結果は,ASMコンソーシアムのガイドラインとして結実するとともに,EEMUAのガイドラインやISA・IECの規格策定に活用されています。 さらにExperion PKSのアラーム機能やDynAMoのアラーム管理機能として実装できる形で提供しています。

一方,アラーム管理はマネージメントのサイクルです。つまり,これらの機能を実装すること自体がアラーム管理の実現を意味するものではありません。 また,今のアラームの状況を正確に知らなければ適切な対策をとることはできません。そこでハネウェルではASMでの経験などを活かして下記のようなアラーム管理のライフサイクル全域にわたるコンサルテーションやサービス・ワークショップ・トレーニングを提供しています。詳細はご相談ください。

アラーム発報 診断・改善サポート

今のアラームの状況を正確に知らなければ効果的な対策をとることはできません。今プログラムでは,まず制御システムの発報アラームについて,アラーム管理の規格に沿ったベンチマーキングや解析を行う評価・診断サポートを行います。オンラインで自動収集したデータをハネウェルのソフトウエアを使用して多角的に整理・解析します。得られる性能評価と診断結果は,これまでの改善活動の評価であり,また今後の活動の指針にもなります。

例えば次のような視点でアラームシステムの状態とオペレータ負荷を評価し,結果と改善点をまとめて報告します。

  • アラーム発報数や操作回数の集計
  • 発報の多いアラーム・操作の多いタグ
  • アラーム洪水の検出・解析
  • アラームサマリに残り続けるアラーム
  • 短時間に多量に発報するアラーム

アラーム管理ライフサイクルのコンサルテーション

アラーム管理のライフサイクルの中で重要かつ高いスキルが要求される次のようなステージを中心に,ライフサイクル全域にわたるコンサルテーションやサービス・ワークショップ・トレーニングを提供しています。

  • アラーム指針作成のワークショップやサポート
  • アラーム合理化活動のコンサルテーションやデータベース作成サポート
  • アラームの設計や実装に関するコンサルテーション
  • 制御システムやソフトウエアに関するトレーニング

ASMワークショップ & コンサルテーション

オペレータによる迅速な異常検知と正確な対処を促進するような,運転監視画面と画面構成を設計するサービスも提供しています。

主に制御システム更新時に行っています。制御監視の実態や関係者からの聞き取り情報やプラントの装置構成なども考慮して最適な運転監視画面を創り上げていきます。

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