UniSim DesignのスプレッドシートとAdjustを組み合わせ、セル値を目的値に収束計算を行うことができます。
例として、水蒸気改質 (スチームリフォーミング) で、炭化水素と水蒸気の混合比率 (S/C) を3.0で改質器に導入するとします。
↓スプレッドシートで原料の炭化水素量から現状のS/Cを計算させます。適当に作成したので、S/C=1.6369となっています。
ここで、下図のようにAdjustユニットを使用し、
変更値・・・・・・スチーム量
目的値・・・・・・スプレッドシートのセルD11を3.0とする
とすると、スチーム量を変更して、スプレッドシートの指定セル値を目的値に収束計算をします。