プラント機器のインターロックやトリップには、Cause & Effect 表 (コーズ アンド エフェクト) が使用されます。

下図のようなシステムがあった場合、タンクV-100の液面がHH(10%)を打った場合に、水供給バルブV-104を全閉すると言うインターロックがあったとします。

Cause——–タンクV-100液面HHトリップ値
Effect——–供給弁VLV-104全閉

UniSim Designでの具体的な手順は、以下のとうり。

1) VLV-104のESDトリップ時の動作を設定。

  • Trip Open (ESD信号がきた場合、バルブ全開となる。Fail Open (フェイルオープン)・FOとも言う。)
  • Trip Shut (ESD信号がきた場合、バルブ全閉となる。Fail Close (フェイルクローズ)・FCとも言う。)
  • Trip Hold (ESD信号がきた場合、その時点のバルブ開度を保持する)

2) UniSim DesignのメニューバーのFlowSHEET -> Add Operation -> Cause and Effect Matrixを選択。

Connectionsタブで、CauseとEffectをそれぞれAddボタンで登録し、C&E Matrixタブで、どのCauseでどのEffectが起こるかを、”X”を打って指定します。