Recycle ユニットは下流から上流へストリームが戻る場合に必要なロジックです。このユニットに接続された前後のストリーム温度・圧力・流量・組成などを指定された収束誤差内に収めます。
UniSim Designでは収束速度を上げるために、デフォルトの収束誤差を大きめにとっております。収束誤差がプロセスの物質収支に影響がある場合は、収束誤差を小さくして下さい。RecycleユニットのParametersタブのSensitivities (収束感度) の数字を小さくすると収束誤差も小さくなります。
また上記画面にあるUse Component Sensitivitiesにチェックを入れると成分ごとの収束誤差を指定することもできます。硫化水素などのppmオーダーの誤差を小さくするなどの場合にお使い下さい。