ダイナミックシミュレーションにおいて、シミュレーション時間刻み幅 (Step Size) の設定は、その正確さを左右します。

時間刻み幅が小さいほど、正確にシミュレーションを行うことができます。

その一方、時間刻み幅を小さくすると、CPUへの負荷が増えるためシミュレーション実行速度が遅くなります。

UniSim Designでは、デフォルトで0.5秒を時間刻み幅としておりますが、CPU性能が向上している昨今、さらに時間刻み幅を小さくすることを推奨します。

時間刻み幅はいくらでも小さくできますが、急激な反応やフラッシュ、コンプレッサーサージなど比較的時間刻みを細かくしなければならないケースでも0.1秒~0.01秒程度の刻み幅で十分正確性があるものと考えられます。

設定箇所は、メニュー -> Simulation -> IntegratorのIntegration Stepで変更可能です。

↓下例の刻み幅0.00000000001秒はやりすぎですが、ダイナミック計算は実行されます。